年齢に縛られず働こう 体力的負担が少ない介護の職場

体力的負担が少ない介護の職場

介護職は、年齢問わず採用されやすいこともあり、ミドル世代・シニア世代から再就職先として注目されています。とはいえ、年齢を重ねている以上、重労働や長時間労働、夜勤などによって体力的負担が大きすぎると、身体を壊してしまいかねません。

実際、介護の仕事は利用者の方の食事や入浴、排泄といった介助を行うため、体力仕事が多いです。特に、身体の大きな利用者の介助や、車椅子への移乗介助などは、腰を痛めてしまう事例も多いです。

腰痛は介護士の職業病ともいわれています。腰痛をこじらせると、生涯を通して悩まされることもあります。シニア世代・ミドル世代でも介護士として長く働き続けるためには、なるべく身体への負担が少ない職場で働くのが理想的です。

体力的負担が少ない職場としてまず挙げられるのが、デイサービスです。デイサービスは、日帰りの介護サービスを提供している施設です。利用者の方々は、日中に施設に通い、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを受け、夕方に自宅に帰ります。

基本的にデイサービスの介護職は、夜勤がなく、日勤のみの勤務体系である場合が多いため、無理のない規則正しい生活を送ることができます。

そして訪問介護も、体力的負担が比較的少ない働き方の一つです。訪問介護では、利用者の自宅に訪問し、身体介護や生活援助などのサービスを提供します。

訪問介護は、一人ひとりの利用者とじっくりと向き合い、丁寧なケアを提供できるという特徴があります。チームプレイではないため、自身のペースで介護を進められるでしょう。

また、直行直帰が可能で、週何回からと柔軟な形で働ける場所も多いため、自分に合った勤務スタイルを実現できます。